西村商会では、業務の機械化・自動化を通じて労働環境を改善し、同時に生産性も向上させる取り組みを継続して実施しております。
2017年独立行政法人中小機構基盤整備機構の制度を活用して、社員自らが職場の問題を認識し、働きやすい職場を作るための環境改善に取り組みました。
また、2021年度より業務の一部を機械化・自動化するべく、遠隔での一括管理システムを段階的に導入しております。これまでは人の手で行っていた単純作業を機械に置き換えることで、社員たちはより生産性が高く、発展性のある業務に取り組むことが可能となり、結果として「働きがいと経済成長」の両立が実現できる労働環境を提供できると考えております。

また、環境整備の過程において、機械化・自動化する業務の前後に必要な「段取り」「後処理」の業務を極限まで簡略化したマニュアルを整備しました。これにより、雇用の間口を格段に広げることが可能となりました。これから西村商会は、地域の若い人材や障がい者の雇用拡大と、安定雇用に積極的に取り組んでまいります。

西村商会はリサイクルのプロとして　資源利用効率の向上を目指し、先端技術の導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、社会全体における環境・資源の持続可能性向上に取り組んでおります。
これまで蓄積してきた問題解決ノウハウを駆使し、解体工事・収集・運搬・中間処理・再利用（資源として輸出）までをワンストップで行うことで、安全かつ低コストでの金属や産業廃棄物の再資源化サービスを提供し、廃棄物の環境上適正な管理を実現いたします。

そのままでは「廃棄物」としてひとくくりにされるものの中から、限りある資源を効率的に収集・加工することによって、再利用可能な資源として活用する機会を創出し、SDGsにうたわれている「天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用の達成」に寄与しております。

また、日々の業務の中での「5R」の実践を通して、持続可能でよりよい世界の実現に取り組んでいます。「5R」は、世界共通の日本語である「もったいない」の精神を、日々の業務における具体的な行動に落とし込んだものです。一見当たり前のことのように思うかもしれませんが、日々の生活で常に意識し続けることは難しくもあります。西村商会では、５Rを無意識に行動できる習慣にさせるための工夫・話し合いを行っています。